2012/01/31

崖っぷちにいるのは民主党ではない、日本と国民だ

野田総理が、民主党の党大会で、「不毛な政局談議はやめ大局に立って奉仕することが求められている。崖っぷちにいるのは民主党ではない、日本と国民だ」と言ったそうです。

私はこれを聞いたときに、「その通りだなあ」とぼんやり思ったんですが、ネット上では激しく叩かれていたようです。

野田首相 「崖っぷちにいるのは民主党ではない、日本と国民だ」:ハムスター速報

てかね、みんな当事者意識がなさすぎ。
日本を動かしているのは、政治家じゃないよ。
私たち、日本国民だよ。
わかってんの?

現在の日本の財政赤字は1000兆円を超えています
そんで、下の図は、財務省が発表している「一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移」です。


23年度の税収が40.9兆円、歳出が94.7兆円です。
これ、意味わかります?
44兆円以上、赤字国債を発行しているんです。

国家と個人を同列に比較しちゃいけないらしいですけど、あえて比較すると、月収が40万円の人が、毎月90万円使ってるんです。
これが毎月。単月じゃないです。
そんで、借金は1000万円あるんです。
これ、どうやって借金返すの?
今はゼロ金利が続いているからいいですけど、金利が上がったら利払いだけで歳入が飛んでしまうんですけど。

日本の国債は95%が日本国内で消化されているから大丈夫なんだという理屈もあるようですが、そもそもこんなタダみたいな金利の国債なんて魅力がないから外国が買ってないだけで、その信用リスクも高くなったら、国内でも消化できなくなるのは、そんな遠い未来じゃないと思うんです。

国債が未達になったらどうなるんでしょうか。
デフォルトですよ、ばかたれが。(すぐはしないと思うけど)

歳出の半分近くが社会保障費で使われてるんだから、最低保障年金とかアホなことを言ってないで、年金や高齢者医療を減らして税金を上げるしかないんです。
弱者切り捨てとか言ってますが、そんじゃ、あんたんちが1000万の借金があって、収入は40万しかないのに毎月90万かかる状態で、ユニセフに寄付できるの?そんなこと言ってる状況じゃないでしょ?

なんか、みんな危機意識がなさすぎなんだよ。
今の日本が悪いのは政治家のせいだとか言ったところで、何にも解決しないの。
悪いのは政治家だったかもしれないけど、それを選んだのは私たち(やその親)なんだから。
誰のせいにもできないの。

文句を言うのは後でもできるんだから、今直面している問題をどうやって乗り越えればいいのか、与党とか野党とか言ってないで、みんなで協力して立ち向かっていかなきゃ。

と、熱くなりました。
すぐ熱くなるんです。

でもね、春彦や優が、幸せに暮らせる未来を創るのが親の役目だと思うんですよね。

この太った優ちゃんが、やせ細っていく未来…。やだー

2012/01/30

JPN

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パフュームの「JPN」を聞いています。
ちょっと前に、嫁さんが借りてきてくれました。

私はもともとは、あんまり音楽を聞くほうではないんですが、社会人になってから通勤時間で聞くようになりました。なんというか、音楽を聴くというよりは、周囲の雑音(隣の人のいびきとか、きんきんしゃべるオバサンの声とか)を遮るために聴きはじめた感じです。

そんで、電車ではだいたい新聞か本を読んでいるので、あんまり音楽が主張してきても読むのに集中できなくなって困ります。そんなわけで、たいていは洋楽を聞いていました。それも詳しいわけじゃないので、通勤途中にある汐留のWAVEで試聴してよさそうなのを買ってました。月に2枚くらい買っていたので、今考えると結構な量ですね。

いまは、会社が移転してしまって汐留を通らなくなってしまったので、まったく買っていません。私は寄り道が3度の飯より嫌いなので、絶対寄り道しません。これは学生の頃からなので、たぶん心の病気です。

そんで、休日は子どもがいるから自分の時間ってあんまりなくてCDショップに行くのが難しい感じです。あと、基本的に試聴して買うので、試聴できるCDしか買う候補にならないわけですが、熊谷だとその絶対数も少ないし、文化度も低いので変なCDしか試聴できないような気がして、買う気にならないんですよね。熊谷を愛しているわりに、熊谷を軽視しているんです。

そんで、JPNですが、洋楽じゃないですね。
まったく洋楽じゃないです。
パフュームって、なんなんですかね。
ビジュアルは決してよいとは言えないし、歌が特別うまいわけでもないし。
歌詞もリフレインが多くて、感動させるような内容ではないし。

でも、全体的にはいいなあと思わせる何かがあります。
プロデューサーがいいんでしょうか。

ずいぶんと上手に書けるようになりました

2012/01/29

言葉

春彦は言葉が遅かったので(今でも遅いですが)、言葉には気を使っていました。
たとえば、私は赤ちゃん言葉を使いません。
子どもには、いつも正しい日本語を使うように気を付けていました。
普段、友達や会社での話し言葉とはまるで違います。

でも、優が生まれてから、なんか、まあだいたいでいいかなと思いはじめ、とくに赤ちゃん言葉はかわいいので、「ゆーたん、おっきちたんでちゅか~?」とかバンバン使います。
優ちゃん、超かわいいから、超赤ちゃん言葉にマッチするんだもん。

ただ、今でもなるべく汚い言葉は使わないように心掛けています。
春彦が「うめー」と言えば、必ず「おいしいでしょ」と言い直させます。
まあ、うめーなんて使うのが普通ですが、まあ、なんとなくね。

話が逸れてしまいましたが、言葉が遅れていたんで、、英語の勉強もちょっと避けていました。なるべく早くから英語に触れさせた方がいいっていいますけどね。
日本語がしゃべれないのに、英語もなにもないだろうと。

最近は、発音はまだ明瞭ではないですけど、ずいぶんしゃべるようになったんで、嫁さんがしまじろうの英語のやつを申し込みました。私はちょっとどうなんかなあと思ったんですが、子どもの吸収力・成長力は侮ってはいけないだろうし、よくなさそうだったら止めればいいわけだしね。

そしたら、結構楽しくやってるみたいなんで、よかったです。
私は英語のできない親が教える幼児教育としての英語ってほとんど意味があるとは思っていなくて、しょーもない英単語、AppleとかOrangeとか、そんなのを4歳で覚えたって、ちょっと大きくなればみんな覚えるんだから、なんなんだろうと思いますが、まあね、リスニングって観点で考えれば、小さいうちからやることに少しは意味があるかもしれないですしね。
私がもう少し英語ができて、もう少しまともな発音で、ちょっとした会話ができれば意味もあると思うんだけど。無念。

ただ、英語に限らず、子どもが楽しく勉強や運動ができるんだったら、なるべくやらせたほうがいいと思うんですよね。
春彦の英語も、最近は単純な単語から形容詞とかも増えてきたし。
この前は、「ライエン」って言ってるから、「ライエンって日本語でなあに?」と聞いたら、「ライオン」でした。日常会話の中で、唐突に「ライエン」が出てくると一瞬わからんですね。



Youtubeで外人が上げたカーズの動画を見る春彦。
驚くべきことに、いろんな海外の動画を、1時間以上見てました。

この集中力、いい方向へ誘導できれば、なんか強みになると思うんだけどな。
できないんだろうな。

2012/01/28

アラケンチ

学生時代に塾でバイトしてたんですが、そのときの教え子(正確には教えていないんですが)のアラケンが家を建てたんで、その新築祝いに行ってきました。

アラケンは、一級建築士なんですけど、自分で設計することもなく、全部お任せだそうです。まあ、そんなもんなんでしょうね。

うちの家族と、もう一家族(○山家)で襲撃しました。うちは、優ちゃんが前日に熱を出しちゃって、アラケンちは9か月の赤ちゃんがいるので、風邪をうつしちゃうとまずいんで、嫁さんと優ちゃんはお留守番、私と春彦で電車に乗って出かけました。
場所は私が働いていた塾の駅をはさんで反対側。
私が働いていたころは、なーんにもないところでしたが、でかいマンションは建っているし、フィットネスクラブみたいのも建設中だし、すごく開発されていて驚きました。

こういうときのお土産って、何を持っていけばいいかわかんなくて困ったんですが、新築って言ったら観葉植物という固定概念があるので、サボテンダーを2本を持っていきました。あと、自分が食べたかったんで、文明堂のカステラとバウムクーヘンのセット。

家は当たり前ですけど、すごく新しくって、トイレとかすごく広くって、すごかったです。ま、家はほとんど見ることなしに、だいたい飲んで、広いトイレで吐いてました。大人が飲んでるときに子どもがつまんなそうだと嫌ですけど、子どもも楽しそうだったのでよかったです。

泣いてるのがアラケンの息子、信(しん)
○山先生が持ってきたくれたピノ・ノアール(?)
部屋の端っこでルンバが寝てました
春彦は外だといい子で助かります
璃子ちゃんとアラケン。
よその家族に紛れ込む酔っ払い。撮影は春彦。
最後は美味しいコーヒーと文明堂のカステラ。

次は、GWに○山家でBBQを行うことになりました。
いまから楽しみです。

2012/01/27

謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで
東川 篤哉
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東川篤哉、「謎解きはディナーのあとで」読みました。

半年以上前に図書館に予約してたみたいなんですが、すっかり忘れていました。
ちょっと前に、ドラマ化もされていたようですね。

小説としては、まあ、読む価値はあんまりないですね。ある意味、執事のお嬢様のラブコメなんでしょうか。ドラマだったら面白いかもしれません。

ところで、ツイッターで仕入れた情報によると、題名もひねりがあって、「ディナーのあと」ってのは、「ブレックファーストのまえ」、つまり「謎解きは朝飯前」ってことなんだそうです。

誰かの後付けかもしれませんけどね。

優に絵本を読んでやる春彦

2012/01/25

Never attribute to malice that which is adequately explained by stupidity.

NHKの大河ドラマ「平清盛」を見ています。

リアルタイムでは見ていなくて、ビデオに撮っています。
昨日、3話目を見終わって、ようやく追いつきました。

ところで、ドラマの中で、天皇家のことを「王家」と呼んでいて、これがネットで批判を受けているようです。王ってのは、皇帝(=天皇)の下に位置するもので、日本の天皇の地位を貶めるものだっていう意見です。

私は天皇をバカにするような発言を聞くとすぐに切れるので、「あいつは学習院だから」とかよくわからんことを会社で言われているんですが、なんというか、天皇や皇族の血に敬意を払っているわけではもちろんなくって、皇族なんて生まれたくてそんな境遇に生まれたわけじゃないと思うんです。で、生活には大きな制限があって、私みたいに気軽に「チンコ!」とか叫べないわけです。

いつも国民のことを考えてる風に一生を生きていかなければならない。それは、私から見ると生まれながらに自分の人生を決められてしまった自由のない一生だと思うんです。
でも、心で不満があるにしろ、そういうのは面には一切出さずにいつもにこやかに手を振っている彼らを、私は尊敬しているんですね。
だから「税金も払ってねえくせに、日本人面してんじゃねえよ」とかわけのわからん文句を言うやつには、とりあえず「死んでくれ」とお願いします。

そういうわけで、天皇・皇族大好きっ子なんですが、「王家」と言われて怒るかっていうと、まったく怒りません。というか、なんで怒るのかその心情が理解できません。
怒っている人の中には、反韓感情に合わせて、「韓国人が不当に天皇を貶めてる」って言ってる人もいて、早く死んでほしいとおもいます。
日本と韓国の関係は、歴史的に非常にナイーブなものなので、そんな関係を悪化させることを言ってはいけませんよ。わかりましたか。今は韓流で、日本も韓国の文化を積極的に受け入れる土壌ができて、関係が好転しているんですから、それを阻害してはいけませんよ。

私は会社に入るまで、関西人はみんな悪いやつだと思ってましたが、実際は、悪いやつもいれば、いいやつもいます。韓国人や中国人でひとくくりにいいとか悪いとかいうのは、根本的に間違ってます。ま、当たり前ですけど。

話がそれましたが、今回の「王家」問題なんですけど、これは、NHKの陰謀だという人がいます。もう、陰謀とか考える人がいること自体、ちょっと理解に苦しむんですが、まあ、いろんな意見があっていいと思います。

ちょっと前にツイッターで知った言葉があって、「ハンロンの剃刀」ってのがあるんですけど、これはどういう意味かというと、「無能で十分説明できることに悪意を見出すな」と。

例えば、ソニータイマーってのがあります。
これは、ソニー製品は一定の時間が経過すると(それは往々にして保証期間を過ぎてすぐ)、製品が壊れるっていうのを皮肉を持っていった言葉です。これはジョークであって、マジで壊れるように作ってるわけはもちろんなく、単に製品の質が悪いから壊れるわけです。つまり、悪意があって壊れるように作ったわけじゃなくて、作った人(会社、組織)が無能だから壊れるわけです。

今回のNHKもそうだと思うんです。
別に悪意なんてない。
もっと言えば、無能でもないと思います。

日本は自由の国ですから、表現の自由ってのは保障されているわけで、NHKは今までの慣習を破ってわざわざ「王家」という表現をする自由があり、それを批判する側も批判する自由があり、全体としては、民主主義ってスバラシイナァと、こうなりました。

とにかく、何が言いたいかというと、みんな仲良くやろうよってことでした。

ブータン国王

2012/01/24

ヴィンランド・サガ 11



幸村誠、「ヴィンランド・サガ(11)」読みました。

漫画です。
私がもっとも愛する漫画、「プラネテス」の作者ですね。

はっきり言って、なんつーことないです。
なんつーことないんですが、早く続きが読みたいです。
でも幸村さん、書くの遅いんですよねえ。

私の卒論は「ニーベルンゲンの歌と北欧神話について」ですからね。
サガも当然、射程圏内です。
アイスランドの厳しい自然が作り出した人の叡智、それがサガとエッダ。

まあ、漫画には関係ないですけどね。

ブリュンヒルド≒優ちゃん

2012/01/23

困っているひと

困ってるひと
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大野 更紗
ポプラ社
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大野更紗、「困っているひと」読みました。

新聞の広告欄で面白そうだなと思って借りてみました。
難病に罹った人の闘病記というか、生きざまを綴ったなかなかヘビーな内容です。

作者の大野さんは、福島にあるムーミン谷で生まれた普通の女の子(人)です。
小学校、中学校は成績一番、生徒会長。高校も県で一番の進学校に進学し、一浪して上智大学フランス語学科へ入学。そこで、ビルマの難民問題、政治問題に危機意識を持ち、NGOやらそういう活動に熱中します。そんで、卒論もそんな感じのやつで大学院に進学し、そこで難病が初めて発症します。
自己免疫疾患系の難病で、私が勝手に解釈した感じだとアトピーのスゴイやつみたいのだと思います。生きるか死ぬかくらいのすごいやつ。

そういう闘病記的なものが、ライトタッチでぐわんぐわん書かれてます。すごいスピード感に圧倒される感じです。
前途揚々、これからだって時に発病。この先どうなるかなんて全然わかんない。そんな中で必死に生き抜く壮絶さ(何度も死のうとしてましたが)がビシビシ伝わってきますが、あくまでライトタッチ。

学生時代に読んだ宮本輝の小説で(なぜか最近、よく宮本輝が出てくるな)、幸福の度合をみんな相対的に感じててダメだって書かれてました。「あんたんとこの夫はまだ平社員だが、うちのは取締役だ」とかいう、誰かと比較して自分は幸福だってのを認識するっていう価値観。
そうじゃなくて、他人に関係なく「自分は幸せだ」って思える、絶対的な幸福観、それが大事だって。

私はそれを読んで、「いいこというなあ」と、就職活動のときだったんで、就職活動のノートにその文章をメモっときました。なんというか、別に今考えると特別なことじゃないけど、就職活動で「自分は何ができるんだろう、社会の役に立てることってなんだろう、どんなことをして満足できるんだろう」と考えていた心理状態にマッチしてたんでしょうね。

ま、とにかく「幸福ってのは相対的なもんじゃねえ、絶対的なもんなんだ!」って、本当に思うし、そのように行動しているつもりですが、子ども以外は実際は9割がた相対的にじゃないと幸福感は感じません。子どもはね、よその子と比べてどうこうってのはなくって、自分の子がそのまま100%可愛いですけどね。

たとえば、毎日健康で暮らせることって、普通に生活していたらあまりに当たり前のこと過ぎて幸福だなんて感じることはありません。
でも、こういう難病の人の話を読んだりすると、自分の幸福さを知るわけです。
いつもの毎日の当たり前の幸せ、それを気づかせてくれた本でした。

ちなみに、作者は自分の将来がまったく見えない、明日生きられるかどうかもわからん、そんな状態で農薬を飲んで死のうって考えてた時に、恋をして、そこからびっくりするくらい力が出てガシガシ前に向かって進んでいきました。

やっぱね、人間の生きる原動力って、愛なんです。

苺見てたら目がトローンとしてきた

2012/01/21

ストローベリィ狩り

イチゴ狩りに行ってきました。

行田にある「ベリーズファーム・ハセガワ」ってところです。
うちから、車で15分くらい。近いです。

嫁さんは春彦が小さいときに2回ほど来たことがあったようですが、私は初めて。
広いビニールハウスの中に、取りやすい高さに並ぶ赤いイチゴと葉っぱの緑のコントラストがきれいでした。

2歳以上は1000円。大人は1500円。で、30分食べ放題。
優ちゃんは無料なので、大人2人と子ども1人で、計4000円。
うーん、安いのか高いのか。

でも先週行った千本松牧場だと、大人1800円だったような気がするから、まあ、高くはないんでしょうね。

ただ、相場として高くないとしても、金額としてはちょっと高い感じなので、意地汚くも、必死で食べました。2パック分は食べたと思います。嫁さんもそのくらい。春彦はすぐに「もう、おなかはいっぱい」と諦めてしまいましたが、優ちゃんは結構食べてました。
頼もしいやつです。

豚のように食べてました
採りやすい高さになってます
白い花、緑の苺
先っちょのほうだけ食べる春彦。贅沢食い。
ながっぽそいのは、「あきひめ」。「べにほっぺ」よりも甘い。
超ぜいたく食い(お店の人に怒られるので嫁さんが食べてました)
優ちゃんも自分で採って食べます
30分って意外と長い
こちらは「べにほっぺ」。酸味があり、普通の苺の味がする。
受粉のためにミツバチがいました
「誰が一番大きいイチゴを持ってこれるか」競争では、嫁さんが優勝しました
私も口に詰め込みまくります
ハウスから出るなり水たまりで転ぶが気にしない優ちゃん

外は雨が降っていて、天気も悪かったんですが、ビニールハウスなので関係なし。
逆に、こういう日のほうが、イチゴ狩りにはいいのかもしれませんね。

ただ、当分、イチゴは食べたくありません・・・。

2012/01/20

隠蔽捜査4 転迷

転迷―隠蔽捜査〈4〉
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今野 敏
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今野敏、「隠蔽捜査4 転迷」読みました。

面白かったですが、まあ、いつも通りです。
今野さんは、すごく筆の早い人みたいなんで、次作も期待します。

ベルクのかつ丼。あまりにうまいので、2つ食べました。

2012/01/19

東大を目指す人のブログ

東大を目指すの人のブログ、終わってました。
(意味わかんない人はここを見てください。→ まとめサイト

毎日、楽しみに見てたんですけど、今日、ブログが閉鎖されていました。
直接的な原因は、センター試験を受けなかったので、コメント欄ですっごい誹謗中傷が書き込まれて、いわゆる炎上して、閉鎖に追い込まれたみたいです。

なんか、本当に終わってしまうと、心にぽっかり穴が開いたような気がしました。

2chって、私はほとんど見たことはなくって、あんまりいい感情も持っていなかったんですけど、識者がいうには、最終的には正しい結論が導かれることが多いって聞いていたんで、やっぱり人間ってすばらしいなあと、楽観的に考えていました。人は、バカじゃないんだと。
でもね、今回のことで、やっぱりバカも多いんだなあと思い知らされました。
ネットの怖さも再認識しました。

だってさ、東大目指すって人が、センター受けようが受けまいが、私の生活になんの影響もないわけです。私にとって、何のデメリットもない。だから、当然、その人のブログに文句を言ういわれもない。

でも、このブログには「死ね」とか目を疑うようなあり得ないコメントがバンバン書き込まれているわけです。なんで?って不思議に思います。
直接的な被害を被ったのなら、理解できますが、センター受けなかったから?なんで「死ね」なの??

世の中には、純粋な悪意ってのが存在するんだという、暗い気持ちになりました。

もちろん、東大を目指していた人も悪いところはあって、センター試験の受験表をアップさせられたんですけど、今年の受験票ではなく過去のものだったようです。
つまりは、勉強していたのかどうかってのも、疑わしくなったわけですね。
毎日、一生懸命応援していた人にとっては裏切られた気持ちもあったでしょう。
でも、それは勝手に応援していたわけであって、頼まれたから応援してたわけじゃない。
そこで仮に「死ね」と思ったとしても、わざわざ書き込む必要はないと思うんです。
だって、そんなの書き込んでも、誰も得をしないもの。

なんかなあ。
久しぶりに、寂しい気持ちになったなあ。。
雑記とか面白かったんだけどなあ。

話はちょっとそれますが、以前、宮本輝のエッセイを読んでた時、エッセイなんで実話なわけなんですけど、実話の途中で妄想が始まって、その妄想が延々続いてわけわかんなくなっちゃうんです。
「あー、これが作家なんだな」とそのとき思いました。

東大の人の雑記もそんな感じだったのかもしれない。
こうだったらいいなってのがどんどん膨らんでいって、現実と虚構の区別が付かなくなったのかもしれない。本人も境目がわからなくなっていたのかもしれない。

ただ、それも終わってしまったので、もう続きも読めないし、実際にどうだったのかもわかりません。

あーあ。

2012/01/17

いねむり先生

いねむり先生
いねむり先生
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伊集院 静
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伊集院静、「いねむり先生」読みました。

いねむり先生ってのは、言わずもがなですが、ナルコレプシーという突然眠ってしまう奇病を患った作家、色川武大(阿佐田哲也)のことです。
内容としては、伊集院静のアサテツとの回想録のようなもので、どこまでが現実でどこからが虚構なのかわかりませんが、フィクションではないと思います。

私は学生時代にアサテツに入れ込んでいて、同時に麻雀にも、自分とガチで向き合うような純文学にも入れ込んでいました。そういう意味で、久しぶりに、泥沼に足を引っ張られるような怖さを味わいました。自分と向き合うのって、底なし沼なんです。

ところで、今回初めて知ったことが2つあって、伊集院静が夏目雅子と結婚していたこと、アサテツが裏稼業から足を洗って初めて勤めた会社が桃園書房だったことです。

夏目雅子はまあ、どうでもいいですが、桃園書房は私が学生時代にお世話になった「月刊へら」の出版社なんです。なんか、憧れの人と妙なつながりがあって、ちょっと不思議でうれしい感覚でした。

桃園書房は、もう、今は潰れてしまって存在しません。
月刊へらの編集者、長谷川さん、何してるのかな。
元気かな。

2012/01/16

ハンタマからの~、おおるり、千本松牧場

那須にある「ハンターマウンテン」に行ってきました。

嫁さんに「ハンターマウンテンは玉原の何倍いいか」と聞いたところ、「1.3倍」という想定よりもずいぶんと低い数字が返ってきたので、あまり期待せずに行ったんですが、なかなかよかったです。
今回は、日帰りではなく、一泊で、ホテルおおるりというところに泊まりました。

やっぱり、前回の反省点は、移動時間が長いと子どもはかわいそうだってことだったので、安いペンションとか探してたんですが、大人一泊で1万円以上するとEUを上回る空前の金融危機に陥っている家計を考慮すると断念せざるを得ません。
そんな折、会社の先輩と話をしていたら、「おおるりグループは、一泊5000円ぽっきりだから、期待しないで行く分にはいいよ」と言われて、調べてみました。
すると、朝食、夕食(アルコール飲み放題)がついて、土曜拍大人5500円。子どもは4歳以上は5300円なので、春彦にお金かかっちゃうところがあれですけど、激安です。

というか、春彦は同年代の子に比べると、小さ目にできているので、3歳でもぜんぜん通用する肉体なんですが、私も嫁さんもそういうちょっとした嘘をつくのが苦手で、家族会議で話し合った結果、やはり正直に行こうということになり、4歳児として参加しました。
結果的には、絶対、3歳で行った方がいいと思いました。
4歳未満は、1300円です。4000円差。

それでも爆安には変わりなく、夕食、朝食ともにバイキングなんですが、すごくいいものがあるわけじゃないですが、値段を考えれば、本当に充分です。
温泉もあるし、部屋も普通だし、子どもが騒いでも怒られないし、おおるりはほんとおすすめです。
あっちこっちにあるみたいなんで、探してみてください。
ちなみに、水上のおおるりは、熊谷駅からバスが出ていて、往復で600円。
これで、どうやって元を取っているのか、不思議です。

優ちゃんと私
冬の妖精
優ちゃんも穴を掘ったりして遊んでました。
一人で滑降する勇ましい春彦
一人で滑降する普通の嫁さん
チュービング
優ちゃんも
雪だんごを作る春彦
パパと優ちゃん
かまくらを作ったけど、小さすぎ・・・
一生懸命作ったかまくらが、優ちゃんと一すべりしてきたら、トンネルになっていた・・・。
まあ、いいけどね
写真だとわからないけど、かなりのスピードが出ています
春彦はとにかく穴を掘ることに夢中。
子どもは、ソリやチュービングなんかより、普通の滑り台のほうがおもしろいみたい
優ちゃんも
ステップワゴン、いい車です。
ホテルからの景色。なかなかよい。
ババ抜き。春彦でも意外とできる。
優ちゃんは足の裏にトランプをくっつけて、ぺたぺた歩く
翌日は、スキーはやめて、千本松牧場へ
だいたいは、このボールプールで遊んでました
すごく寒いのに、春彦は裸足

みんな楽しそう
春彦を先に落とそうとして、まじで怒られる私
ひつじにビビる春彦

牛にもビビる春彦。でも、牛はでかくてちょっと怖いのもわかる
うさぎにはキャベツをやれました

最後は得意のアイスクリーム

ハンターマウンテンも千本松牧場もいいところでした。
あと、ホテルおおるりは、本当におすすめです。

また、行きたいです。