2011/10/31

為替介入益 (2)

この前の、為替介入で儲かった利益はどこに行くのっていう疑問、私の大学の同級生が教えてくれました。

一般歳入に繰入らしいです。
つまり、通常の税収と一緒なんですね。

ただ、実際は、円安ドル高になったときに、保有するドルを売却することはないようで、評価損が発生しているみたいです。
円高ってのは相対的なもんで、75円/ドルが「円高」ってことはなくて、歴史的には90円でも十分円高だと考えられていた時期もあったので、そういうタイミングでも介入しているようです。
なので、90円で買っても今は75円なんで、評価損が発生しているってことなんですね。

ま、そういうことでした。

2011/10/30

OLYMPUS PEN 来ました

パッと見は悪くないんだけど・・・

写真だと伝わりにくいですが、カメラ自体の質感は高いとは言えません。
あと、思ってたよりもでかいです。

こういうのが、ネットで買うときの注意点ですね。
やっぱ、実物見ないとな~。

まあ、3万6千円のカメラなんで、高級感を求めるのは間違っているし、そもそも気軽にカバンにがさっと入れて、パチパチ撮るってのを目的に買ってるんで、雑に使えるもんでいいんですけど。
でも、できれば高級感のあるカメラを雑に扱いたかったです。

まあまあ、買ってしまったので、そこはもう諦めるとして。
実際、プラスチック製はチープさが目立ちますが、逆に軽いっていうメリットもあります。
パンケーキレンズもかさばらなくていい。

始めは光学ズームがないカメラってどうなのって思ってましたけど、一眼レフと違ってモニターに映して撮るデジカメの場合、レンズを絞ってズームをするってのは、かなりやりにくいので、サブ機として割り切って使う分には、ぜんぜんオーケーですね。
というか、パンケーキがいいと思います。
大きくしたかったら、近づけばいいんだし。

そんで、肝心の画質ですが、確かにコンデジとは違います。
「一眼レフと同じ」とまでは行かないですが、それに近いところまでは来てると思います。

優ちゃん、可愛い

いないいないばあを見る優ちゃん

チョコマシュマロを食べたマシュマロ(右下のボケは春彦の指)
室内で何枚か撮っただけなんで、優ちゃんしかいないですけど。
私が撮っていると春彦が「ひおも~(ヒコも)」とカメラを奪っていき、使い方を簡単に教えると、自分で電源を入れて、ハイパーブルーポリスをパシャパシャ撮って(ちゃんと半押しする)、そんで再生モードに切り替えて自分が撮った写真を見ていました。
さすがデジタルネイティブ。

あとはね、アートフィルタってのがあって、これが意外と面白いです。
ちょっと室内で、被写体もあまりないので、イマイチわかりにくいですけども。

まずは、違いをわかりやすくするために、通常のオートモードで。

普通の写真

そんで、まずは一番面白そうな「ジオラマ」。

ジオラマ
ちょっと、ミニチュアっぽいでしょ。
わかりにくいかなあ。

次は、「ドラマティック」。

ドラマティック
ちょっと、劇画調なの。
暗い、どろーっとした感じするでしょ。

次は、ハナグロ、じゃなくて、モノクロ。

モノクロ
見せ方次第で、かっこよくなると思います。

まあ、そういうわけで、サブ機としての遊び方がありそうです。
ちゃんとした写真は一眼レフで、普段使いはPENでいきます。

春彦にすぐ壊されそうな気がするけど・・・。


2011/10/29

為替介入益

今、TPPがかっぱつに議論されています。

私の意見は、もちろん推進です。
日本は東洋の小さな島国、とか言われることもありますが、人口で言えばそんなに小さい国ではありません。ヨーロッパに日本より人口の多い国はありませんし、そもそも日本より人口の多い先進国はアメリカしかありません。

高度成長期は、所得倍増計画とか言って、輸出産業で儲かったお金が国民を潤し、豊富な内需を生んでいたわけですが、現在は縮小する内需をあてにした成長ってのはあり得ないわけです。

なので、TPPにでも参加して、6重苦(円高、法人税が高い、貿易自由化の遅れ、労働規制、温室効果ガス抑制策、電力不足)と言われる今、少しでも国際的な競争力を高める必要があると思います。個別にFTPを結べとか言っている人もいますが、それができるんならもうやっているでしょう。できてないから、今、こんなことになってるんです。

ま、これは一般企業に勤めるサラリーマンであれば、各論あるとは思いますが、だいたい同じような意見だと思います。

そんで、6重苦に絡んで、最近気になるのが円高。
連日最高値を更新する円ですが、これを何とかしろ!って経済界では叫んでいますが、ちょっとこれは市場が大きすぎてどうにもならんと思うんですよね。
円売りオペとかしても対処療法でしかないし。

そんでそんで、話がなかなか本題に入らないんですけど、私が言いたいのは、そんなことじゃなくって、すごくシンプルな疑問なんですけど、円高になったら、円売りオペをしますよね。で、円安になったら円買いオペをします。

これって、意図せず、円を最高値で売って、最安値で買ってることになります。
そしたら、すごい儲かってると思うんです。
その儲けってどうなってるんでしょうか。

だれか知っている人、いますか?


2011/10/28

子どもを叱るということ

「怒る」と「叱る」は違うと言います。

「怒る」ってのは主体が自分で単に腹が立っている状態ですが、「叱る」は主体が相手で目下の人の悪いところを冷静に注意する感じです。

私の場合、嫁さん相手にはいつも怒っていますが、子どもに対して怒ったことはありません。
もっと言うと、会社でも協力会社の若い子とかに怒ったことはありません。
それは別に自慢でもなんでもなく、怒らないようにと意識しているわけでもありません。

怒るのは、フェアな相手でないと怒れないわけです。
子どもと同じレベルで言い合ったりはしないですからね。

なので、叱ることはあっても、怒ることはなく、私はずっとそれでいいと思ってました。
でも、嫁さんは子どもによく本気で怒ってます。
本気と書いてマジで怒ってます。

そういうのを見ていて、最近、ああ、これでいいんだと気づきました。
子ども相手に本気で怒っていいんだって。

怒るってのは、同じ目線に立っているから怒れるわけで、私は常に上から見ているから叱ることしかできないわけです。
子どもよりも、上だと思っているからなんですね。
まあ、当たり前だけど。

ただねえ、これって意識してもなかなか同じレベルでってのは難しいんです。
だって、親なんだもの。

なんでこんなことを言ってるかというと、子どもにはいつまでも私と嫁さんを好きでいて欲しいってだけなんですけどね。

こんなに好きなのに、ほかの人と結婚したりしちゃうんだもの。
やだなあ。
やだー。

ブィーーン

2011/10/27

ミラーレス一眼

まあ、そのうち買うだろうなとは思ってましたが、やはり買いました。


OLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-PL2 パンケーキレンズキット ホワイト E-PL2 PKIT WHT
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さすがに、8万はちょっと出せないので、前のモデルを買いました。
3万6千円です。
パンケーキレンズってやつで、ズームとかありません。

しばらくは、こいつで頑張ってみようと思います。
これからもよろしくお願いします。

2011/10/26

OLYMPUS

なんか、社長の解任騒ぎでごたごたしているみたいなオリンパスですが。

昨日、一眼レフを諦めましたが、ミラーレス一眼があるじゃないかと、会社帰りにまた、有楽町のビッグカメラに寄ってきました。

店員さんが丁寧にいろいろ教えてくれたんですが、とにかく宮崎あおいがかわいいからOLYMPUS PEN が欲しいっていう結論になりました。
でも、レンズ付きで8万ちょっと。

うーん。
宮崎あおいが8万なら躊躇なく買いますけど、デジカメが8万じゃなあ。
まともな金銭感覚を有する私では、ちょっと踏み切れません。

5万くらいなら買うんだけどな。
困ったな。

宮崎あおい(既婚)

2011/10/25

デジタル一眼レフ

うちの一眼は、Nikon D40 ってやつです。
レンズ付きで5万くらいでした。

もう丸4年以上使っていて、おそらく十数万枚は撮っていると思います。
軽くてレンズも明るくて、とてもよいカメラです。

それが、この前、なんかゴミが入ってしまったみたいで、写真の真ん中あたりにマックロクロスケみたいのが写ります。
よく使ったから、そろそろ寿命かなあなんて言いながら、でもとりあえず修理に出してみようとカメラ屋さんに持っていったら、1000円くらいで直りました。

でも。

最近の写真を見ると、全体的にノイズがかっててなんかおかしい。
春彦の誕生日の写真とか、ザラザラした感じです。
カメラのことはよくわかりませんが、ISOの設定が悪い感じで、ISOを下げたらまあまあよく写るようになりましたが、それでもちょっとおかしい。

まあ、よく使ったから、もう新しいのを買ってもいいだろうと、今日、会社帰りに有楽町のビッグカメラに寄ってきました。
Nikon D7000ってのがいいってネットに書いてあったんで、それを見に行ったんですが、重いです。

ビッグカメラでもらってきたカタログ

うちでは、本格的な写真を撮りたいわけじゃなくて、日常的にかわいい子どもの写真が撮りたいだけなので、そんなにハイスペックなものはいりません。
写真の画質よりも、軽さとか取り回しの良さのほうが重要なので、D7000は見送りました。
ちなみに、D7000はボディだけで9万円弱。

そんで、その下のランクがD5100ってのがあって、これはプラスチックボディなので軽いし、D40と同じくらい小さい。
なので、こいつを買おうと思ってネットで調べていたんですが、さっき嫁さんが起きてきて、「まあ、買ってもいいよ」って感じになったんですが、今使っているD40の設定をいろいろ調べていたら、ダイアルが「P」になってました。
今までは「AUTO」になっていたんですが、「P」だとISOが勝手に切り替わっちゃうみたいです。

「P」がどういう意味なのかわからないけど
まあ、そういうわけで、うまく撮れるようになったので、D5100は見送りとなりました。

あー、つまんないの。
ちなみに、レンズ付きで6万円弱でした。

そろそろ買い替え時期だと思うんだけどな。
コンデジ買う気にはならんけど、ちっちゃくて持ち運びの便利なのがいいなあ。

2011/10/23

リンゴ狩り

リンゴ狩りに行ってきました。
リンゴって、たんなる食べ物ですけど、なんか宮沢賢治的には植物学的意味を超えた感じがするので、なかなか情感のあるものだと思います。
赤いしね。

嫁さんは運転がうまい(というか私が下手)

群馬県の沼田に行ってきました。
中トトロ号を購入してから、どこへ行くのも嫁さんが運転してくれるので楽です。

染谷リンゴ園
去年初めてリンゴ狩りに来て、今回で2回目。
優も2回目です。

春彦、変な顔
去年のほうが赤かったような気がするなあ。
もっとまっ赤で鈴なりになっていたような気がする。

美味しい
リンゴは、500円/キロで持ち帰れます。
すごく美味しいリンゴですが、ちょっと割高ですよね。
なので、食べられるだけ食べてやろうと思うんですが、お腹がいっぱいになってしまって、あんまり食べられない・・・。
カニ取り放題とかあれば、いくらでも食べられるのに。

リンゴを抱える優
優は1個のリンゴを大事そうに抱えて歩いてました。
去年来たときは、まだベビーカーでぐったりしていたのにね。
子どもの成長は早いもんだ。

嬉しそうな私
春彦は放っておくとどんどんリンゴをもいできてしまうので注意が必要です。
でも、なかなか楽しかったです。
みなさん、ぜひどうぞ。

リンゴ園にいる時間は、1時間もないですけどね。
お腹はいっぱいだし、リンゴを取ると買わないといけないから・・・。

デゴイチ
その後、近くのSLを見に行きました。
これは、実際に走るんですが、線路が20mくらいしかないので、直進して止まってバックして、ってのを2回繰り返して終了。
でもまあ、雰囲気は楽しめたし、すごく空いてるし、写真とかもいろいろ撮らせてもらえるし、いいと思います。おすすめ。

春彦が撮ってくれた写真
あとは、近くの広場みたいなとこでかけっこしたり、川場村の資料館みたいなところで脱穀機を見たりして、まあまあ面白かったです。
ルアー・フライの本格的なエリアフィッシングもありましたが、もっとファミリー向けなニジマス釣り&バーベキューとかにしたほうが儲かるんじゃないかなあとか思いました。

春彦が転んでる
思索的な優ちゃん、かわいい
川場村の木造小学校が資料館になっている
資料館の中。見る必要はないかな。大人200円。
そんな感じで楽しんできました。
午後、沼田から栃木の華厳の滝を見に行こうと嫁さんが画策していましたが、あまりの遠さに断念して帰ってきました。2時過ぎくらいには家にいたので、半日でなかなか充実した日曜日だったと言えるでしょう。

華厳の滝はまた今度。
運転、おつかれさまでした。


2011/10/22

パルメザンチーズの販促

パルメザンチーズのコマーシャルとして、「フランダースの犬」のアニメを使った面白い企画。
コンテンツもよくできているし、うまいと思います。
クラフト(森永乳業)、やるなあ。


2011/10/21

2ch

私はインターネットをしている時間が一般的な人よりも長めです。
家にパソコン4台あるし。
iPhoneもあるしね。

そんで、中学時代はファミコン通信にどっぷりハマって投稿もしてました。
読書鳥通信の「通信」はファミコン通信からとりました。

そんなわけで、中学時代は、坊主頭で(校則)、小太り、メガネをかけているニキビ面の典型的なオタク少年だったと言えるでしょう。
今でもアニメ好きだしね。

高校は男子校で、髪は伸びたけど天然パーマのモグラ顔だし、「銀河英雄伝説」大好きっ子だし、そんなんで当然彼女なんてできるはずないし、勉強もできないから大学なんてストレートで行けないしで、不遇のティーン時代を送ったと言っていいでしょう。
嘘、それはそれで面白かったです。

まあ、とにかく、オタク色の強い少年だったことは間違いないんですが、大人になるにつれ、だんだんとそういう文化から離れて行ってしまいました。
なんででしょうね。

前置きが長くなりましたが、私のインターネット・エクスペリエンスは主に、「中古車検索」「釣り具検索」「アメリカのバストーナメント」「友達のブログ」「ツイッター」と、普通な感じです。
特にオタク色はありません。(ないよね??)

そういうわけで、2chとかまったくわかりません。
ロートルのオタクには、ちょっと怖いイメージすらあります。

ところが最近、Twitterで「2chのまとめサイト」っていう、2chの面白いやつを要約しといてくれるってのがあるらしく、それがリツイートされてました。
これです↓

vipの安価で東大を目指すことになった>>1が今も本気で頑張り続けてる

そもそも、vipってのもわかんないし、安価ってのもわかんないんですが、たまたま暇だったんで見てみました。
すると、24歳のニートが、そろそろこの生活から抜け出したいと、2chの掲示板で30番目に書き込まれた内容でとにかくそれをやってみると決めたところ、「東大合格」だったんでそれに向かって勉強を初めたっていう記事でした。

24歳って、これから勉強を始めるんじゃ2年頑張ってもし受かっても26歳。
大学を卒業するころは、30歳です。
その上、普通に考えれば、まあ、100%(99%じゃない)受からないと思います。
早稲田とか慶応ならまだわかるけど、東大じゃねえ。

ところが、結果はどうあれ、決まってからずっと頑張って毎日勉強している。
それをずっとブログで更新しているんです。

そのポジティブさ、目標に向けて努力するひたむきさ、素敵です。
なんか、読んでるこっちが背中を押される感じです。
これがそのブログ↓

俺が本気を出してvipの安価で東大を目指すことになった(正)

つーか、普通に面白いんですよね。
文章が洗練されてて、読ませる力があります。
商業高校卒業とか言ってるけど、実は頭がすごくいいんじゃ・・・。

まだ初めて3ヶ月も経っていないみたいなんで、これからですけど、あきらめずに頑張ってほしいです。

よーし、俺も頑張るぞ!

B.A.S.S.のデカール(日本では売ってない、自慢、フフン♪)

2011/10/20

隠蔽捜査

隠蔽捜査、読みました。


隠蔽捜査 (新潮文庫)
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ずいぶん前に読んで以来の再読です。

アマゾンで古本を1円で買いました。
送料は、250円なので、トータル251円です。
これって儲かるのかな。

今日は、仕事が早く終わって、久しぶりに早く帰れるなあと思っていたら、上毛高原で人身事故があったらしく、新幹線が大宮で2時間近く足止め。
振替で在来線に乗れとか言われたんですが、新幹線の定期を持ってるのに、在来線なんて乗れるかっつーの。
こっちは、毎月4万以上自腹切ってるっつーの。
貧乏人がのる高崎線なんか乗れるか、アホたれ。

そして、今日は「隠蔽捜査」がカバンに入っていたので、別に何時間遅れても問題なし。
そういうわけで、今日だけで読み終わりました。

やっぱね、何度読んでもいいですね。
ポジティブ。

主人公の息子が、一流私大に合格するんですが、主人公は「東大以外は大学じゃない」と言って進学させません。
息子は反発して、麻薬に手を出してしまいます。
警察官僚キャリアの息子が不祥事を起こしたわけですから、監督責任は免れません。

そんな感じで小説は展開していくんですが、息子の名前が「邦彦」っていうんですよね。
なんか「春彦」とかぶっちゃって、前に読んだ時よりも、ずっと身近に感じました。

もし、春彦がマリファナを吸っていたら、自分だったらどう振る舞うんだろう。
どんなことを思って、どう行動するんだろう。

今は小っちゃくて、ただ可愛いだけですけど、これからどんどん成長して、いろんなことを自分で経験して行動して考えていくんでしょうね。
そんな子どものことを考えると、心配であり、寂しくもあり、まぶしいような気もして、なんだか変な感じがします。


筆跡

子どもの頃、大人になったら勝手に字がうまくなると思ってました。
そうじゃなきゃ、年賀状とか書けないし。

昨日、春彦の誕生日祝いで実家に帰ったら、私が浪人時代に勉強した世界史のノートを渡されました。
「捨てちゃっていい?」って。

結構な分量もあって、当然手書きなので、ちょっと捨てるのはもったいないと思って持って帰ってきたんですが、驚いたのが今とまったく同じ筆跡だってことです。
もう、15年も前に書いたものなのに、まったく同じ筆跡。
どうひいき目(?)に見ても、現在の方がうまいとは言えません。
かといって、現在の方が下手なわけでもなく、「同じ筆跡」。

成長しないもんなんだなあ。

内容についてはまったく覚えてません。

2011/10/19

春彦4歳

今朝、「ヒコちゃん、誕生日おめでとう」と言うと、「ひお、ずっと4たいになりたあった・・・(ヒコ、ずっと4歳になりたかったんだ)」と嬉しそうに答えました。

というわけで、今日で4歳になりました。

一般的な4歳児よりはずっと遅れていると思いますが、彼なりに成長しているとは思います。
一方で、最近、退化をしているような兆候も目立ちます。

例えば、アンパンマンの「ロールパンナ」ちゃんの名前がわかりません。
ロールパンナはちょっとマイナーかなと思って、「ジャムおじさん」の指人形を見せて、「これ、誰だっけ?」と聞いても、「わあんない」。

いまだにハマっているきかんしゃトーマスの登場人物、マードックの名前も出てきません。
トミカのハイパー・ブルー・ポリスの「ツバサ隊員」の名前も覚えられません。

親ばかですが、春彦には今まですごい記憶力で何度も驚かされていただけに、最近の様子はちょっと本気で心配になってしまいます。

だいじょうぶなんだろうか。

実家の近くのコスモス畑で
実家の庭
今日は、仕事を早退して実家でお祝いをしました。
やっぱり、家族でお祝いができるってのはいいですね。

トビーのケーキ(7000円・・・)

最近、カッパに似てきました。

2011/10/16

隠蔽捜査3.5 「初陣」

初陣 隠蔽捜査〈3.5〉
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今野敏、「初陣 隠蔽捜査3.5」読みました。

隠蔽捜査シリーズは、竜崎という東大法学部出身のキャリア官僚が活躍する警察小説です。
今まで、3作出ていて、今作は3.5という微妙なタイトルがついていますが、今回の主役は竜崎ではなく、その同期である伊丹です。

伊丹が行き詰ると、竜崎に電話をかけてヒントを貰って万事うまく行く、という短編が8編。

私は、この作者の今野さんと、ばっちり波長が合ってるみたいで、もう、いちいち感動してしまいます。
隠蔽捜査の1作目を読んだ時、何度も胸に熱いものがこみあげてきて、めったにないことですが、本を読み終わってしばらくしても、内容を思い出して涙が出てしまうことがありました。
ちょっと、心の病気の人みたいですけど。

私は、「誇り」に弱いんですよね。
「誇り」は、自分の行動に自信を持つだけではなく、家族や友人を誇りに思う気持ち、信頼する気持ちだと思うんです。
それが、一方通行ではなくて、お互いに誇りを持つ関係っていうのは、友人同士では友情だし、家族とは愛だと思います。
そういうのが作品全体にちりばめられていて、妙に感動してしまうんです。

隠蔽捜査を読んだことのない人は、ぜひ。おすすめです。
できるだけ、単純な思考のひとのほうが、感動すると思います。


2011/10/15

挨拶

春彦が小さいときに買った、真ん中に穴が開いていて指人形のようになっている「もぐらのディック」っていう絵本があります。

もうボロボロ
この絵本を、「読め」と優が私に持ってきます。

これを読んでおくれ
もぐらは、本の後ろから指を入れて動かせます。
「やあ、ゆうちゃん」とやると、優は黙ってもぐらの鼻に自分の鼻を押し付けてきます。

無言で鼻と鼻を
これを20回くらい繰り返します。
楽しいのか楽しくないのか。
イヌイットは確かこんな挨拶をしてましたよね。

歯磨き
春彦を歯磨きしていると、必ず下から鼻をつまんできます。
この行為に、嫁さんはいつもキレています。
なんか、鼻の中にニキビができて痛いんだって。

まあ、鼻が好きな兄妹なんですね。
というか、嫁さんも自分の車のナンバーを「8796(ハナグロ)」にするくらいですからね。

私は、ニトリで買ったシロクマの抱き枕の鼻を触るのが好きです。

2011/10/14

どんぐり博士

昨日、春彦が保育園で近くのどんぐり牧場に行ってきたみたいで、たくさんどんぐりを拾ってきました。


アーモンドチョコかと思って食べそうになりましたが、帽子をかぶっているどんぐりが「食べるの防止!」と叫んだので、食べずに眺めていました。

春彦は、採ってきたどんぐりを本を使って調べていましたが、わずかな違いでも「いあう(違う)」と判断するため、一致するものはありませんでした。


将来はどんぐり大学で博士号を取得し、どんぐりを癌医療に応用した功績でノーベル賞を受賞することになる、天才の若き日の出来事でした。

2011/10/13

ノーベル賞

今年のノーベル賞は、京都大学の山中教授が受賞するんじゃないかと期待していたんですが、残念ながら受賞ならずでした。

彼はご存じの通り、世界で初めて万能細胞、iPS細胞を作った人です。
業績は、ノーベル賞としてまったく遜色ないものなので、受賞するかどうかというよりも、いつ受賞するかということだと思います。

ところで、iPSという名称ですが、これは、「induced pluripotent stem cells(人工多能性幹細胞)」の略称です。そんで面白いのが、i が小文字なのは、人気商品の「iPod」のマネをしたそうなんです。


なんか、ノーベル賞級の業績というと、説明を聞いても理解できない難解なものが多いですが、まあiPSもたぶん難しくてよくわからんのだとは思いますが、iPod のマネでiを小文字にしたとか聞くと、ああ、科学者も真面目なばっかりじゃなくてユーモアのセンスにあふれているんだなあと楽しくなります。


こうやって、ジョブズ亡き後も、彼の業績の一部がいろいろな形で受け継がれていくんですね。
なんまんだぶ、なんまんだぶ。

2011/10/12

歳を取るのはトレードオフかもしれない

今日、私のメインバンクであるみずほ銀行で、ネットバンキングをしようと思ったんですが。

ログインパスワードを忘れてしまいました。
これがね、最近パスワードを変えたとかそういうことならいいんです。
でもね、もう、6年以上使っていて、ログイン回数も、少なくとも100回はあると思うんです。

それを忘れてしまった。
はっきり言って、かなりのショックです。

何年か前、私の母親がスイミングスクールで記憶喪失になってしまったことがありました。
スクール中、ちゃんと泳いではいるんですが、先生の言うことを全く聞かず、みんながクロールをしている中で、私の母親だけが平泳ぎをしていたりしたそうなんです。
周りの人も、おかしいなあとは思いながらも、泳ぎはしっかりしていたんであまり気にしていなかったそうなんですが。

帰りに、「自分の靴がどれだかわからない」と玄関で途方にくれていて、それを見てスイミングスクールの友人がおかしいと気づきました。
急いで自宅に連絡し、私の父を呼んで、そのとき父は、脳溢血かなんかでたぶんもう駄目だなと思ったらしいです。

同じころ、妹経由で祖母から連絡があり、母を迎えにいった父が帰ってこないとのことだったので、そんな状況を全く知らないまま母親の携帯電話に連絡しました。
「どうしたの?」って。
そしたら、「お母さん、どうしちゃったんだろうね。」と自分でもよくわかっていない様子です。父が病院に連れて行って、帰ってくる途中の車中だったようです。父に「私、どうしちゃったの?」と聞いているのが電話越しに聞こえました。
でも、その後は普通に会話できていたので、安心していたんですが、翌日に話を聞いてみると私と電話で話したことも全く覚えていませんでした。

コワイです。
はっきり言って、その時はすごくこわかったです。

でも、症状が再発することなく、普通に生活できているのと、精密検査でも異常がなかったので、はっきりした原因はわからずじまいでした。

今回のログインパスワードを忘れたのは、そんときの怖さと同じ感覚でした。
歳を取るのって、いいこともたくさんありますが、こういうのは怖いなあと足がガクガク、お尻がブルブルしました。

来週の水曜日は、春彦の誕生日。
彼は伸び盛りの4歳ですが、ハイパー・ブルー・ポリスのツバサ隊員の名前をすぐ忘れます。

遺伝かもな~。

2011/10/10

トトロ

新しく買った青いステップワゴンは、ナンバーが8796(ハナグロ)。
薄い青が中トトロに似ていることから、「ハナグロ 中トトロ号」と嫁さんが命名しました。
嫁さんはトトロが好きなんです。

ステップワゴン(アオゾラブルー)
昨日、嫁さんが子ども達にアンパンマンとかポケモンの絵を書いてあげてました。

しょくぱんマン

ピカチュウ
そんで、そんときに書いたトトロの絵がこちら。

トトロ?
ちょっとさ、ひどすぎない?
しょくぱんマンとかピカチュウはまあまあうまいのに、トトロはこれ。
トトロをよく知らない人が書いたんならわかりますが、自分の車をトトロ号と命名するほど好きだって言ってるのに、これ。どこの部分がトトロなんでしょうか。口?

と、私がバカにしたら、「そんじゃ、何も見ないで書いてみてよ」と言われたので、自信満々で書いたのがこれ。

トトロ by タカシ
うん、だいたいあってるよ。
耳の形とか特徴的だし。
ただ、目かな、ちょっと怖いよね。

でも、一般的には、私のトトロのほうが、圧倒的にトトロ風だと思います。
みなさんもそう思うでしょ。

これが本物

2011/10/09

今日は嫁さんが夜遊びです。

嫁さんの友達が教員採用試験に合格したってことで、今日は祝いで夕方5時ごろから焼肉を食べに行ってしまいました。

なので私が、春彦と優の2人を子守です。

なんか知らんけど、私がパソコンをやっていると、二人とも私が座っている椅子に乗っかってきてとにかく狭い。場所を移動すると、子どもたちもなんか移動してくるし。
お風呂に入れようとするとスゴイ勢いで泣きながらぐずるし。
春彦の歯を磨いていると、優は玄関で砂を食べてるし。
砂を出させて、抱っこしてなんとか眠りそうになったころに、ウンチするし。
オムツを替えて、ビニール袋にしまっている間に、私の飲みかけのビールを勝手に飲んで服にこぼしてるし。
服を着替えさせていると、裸で逃げ出し、玄関で砂食べてるし。

とにかくてんやわんやなのに、なんだろう、この幸福感。
夢でも見ているんじゃないかと思うほどの幸福感です。

君たちがいつかは巣立ってしまうことを考えると、パパは今から寂しいよ。

砂を食べると目の奥がツンとするんだよね

TOP50 最終戦(茨城県 北浦)

今日、バスフィッシングトーナメント国内最高カテゴリーであるTOP50の2011年第5戦(最終戦)がありました。

バスプロの大会は、3日間で戦います。
1日につき5匹の総重量で、単日の順位を出します。
1日目、2日目が予選で、2日目終了時点で、上位30名が決勝の3日目に進めるというシステムです。

私が応援している、というか、ほとんどの人が応援していると思われる今江克隆が初日は15位と出遅れ。しかし、2日目単日トップ、そして今日3日目も単日トップで、第5戦は総合2位。いやー、興奮しました。

なんでこんなに興奮しているかというと、TOP50は年間で5戦あって、年間ランキング5位までが「エリート5」というポストシーズンに出場できるんです。
今江は第4戦終了時点では微妙な位置で、今回かなり上位に食い込まないと年間5位は厳しくて、初日も15位だからダメかあと思っていたんですが、Day2、Day3トップ。なんでしょう、この興奮は。

ところで、なんで今江が人気があるかというと、もう20年以上、TOP50(以前はワールドシリーズという名前だったんですが)で戦っていて、常に上位に君臨する、プロ野球で言うと長嶋とか王みたいな選手なんです。

彼の伝説の1つに、琵琶湖4連覇ってのがあります。
これがね、他のスポーツとかならそんなに驚かないですけど、釣りですから。魚とか自然とかを相手にするもんで、試合結果は運も大きく作用するわけです。その上、競っている選手も、日本最高峰の50人なわけです。

それを4連覇。
前人未到の業績です。

あと、バス釣りは勝ち方も重要なんです。
ちっちゃいルアーを使って、せこい釣りをするのは、確かにそれで勝てればすごいんですけど、みみっちいダサイ勝ち方とみなされてしまうところがあります。

それが、今江が琵琶湖で4勝目をあげたときに使ったウィニングルアーは、「ビッグバド」という、バドワイザーの缶を模したふざけた、それもでかいルアーです。

ビッグバド
これで、4連覇。
すごすぎだし、かっこ良過ぎ。

そんなわけで、大人気のプロなんですが、私が好きなのは彼にインテリジェンスがあるところなんです。
バスプロって、釣りがうまいだけで、インテリジェンスのない人が多いんです。雑誌とかの連載とかしてても、文章がまったく書けてなかったり、しゃべったりするのも何言っているかわかんなかったり。

ところが、今江は同志社大学卒業。学生時代からバスプロだったみたいですが、卒業後は商社に就職し、バスプロとサラリーマンの二足のわらじを履いていたんです。
それでも当時、強かった。そこが素晴らしい。
その上、商社なんで仕事柄、英語が堪能で、アメリカのバスプロの神様みたいなリック・クランと普通に英語で会話していて、今では今江が作るクランクベイト(ルアー)をリックに送ったりしているほどの仲なんです。彼が書く文章も素晴らしい。

リック・クランと今江


あんまり、すごさが伝えられてないみたいですけど。。

釣りはマイナースポーツなんで、テレビで試合が放送されることなんて、日本では絶対ないです。アメリカではメジャースポーツなんで、すごい盛り上がり方をするんですけどね。
ただ、最近はUStreamでウェイインショー(検量)を見られるんで、とてもありがたいです。
そんで、今日、最終日だったんで、Ustでウェイインを見ていて、その興奮冷めやらず、こんなことを書いているわけです。

すみません。
何人、ここまで読んでくれたかわかりませんが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。あなたのその忍耐力は、今後の人生をきっとより豊かなものにするでしょう。

ここまで読んでくれたあなたと、日本のバスフィッシングに幸あれ!!
エリート5、楽しみ!!

イマカツ

2011/10/08

FFのSUVに意味があるか

私はSUV(オフロードっぽい車)が好きです。

メーカーで言うと、ジープが一番好きで、その次にフォードが好きです。
ジープは基本的にすべてSUVなので、全部好きですが、特にラングラーがかっこいいと思っています。
スタイリング自体もいいんですが、やっぱりルビコン川をトレイルできるほどのタフさ。あり得ない悪路走破性に魅かれるわけです。

でも、そんな性能を発揮するオフロードコースは、わざわざ走りにいかなければないわけで、普段街乗りではまったく不必要な性能です。
ただ、ジープがFF(2WD)になってしまったら、魅力が失われてしまう。高いオフロード性能があるからジープの存在価値があって、その存在価値が付加価値となってみんなが高いお金を出して買うわけです。

たとえば、アウトドアトップブランドでマムートってのがあります。アルプスでのクライミングで評価されたスイスのメーカーなんですけど、そのダウンジャケットの機能性や高品質さが埼玉の冬に必要かっていったらそんなことはないわけです。熊谷がいくら寒いって言ったって、マイナス20度とかにはならないわけで。
でも、その過剰な性能が付加価値だと思うんですね。

フォードはエクスプローラーというとてもよいSUVを作っているんですが、今年発売された新型は、びっくりしたことにFFなんです(AWDもあるけど、基本はFF)。

もう、がっかり。
フォードに失望しました。

確かに、レクサスのSUVであるRXも基本はFFですよ。
でもそれって、はっきし言ってレクサスじゃん。
レクサスなんて、かっこつけの(かっこいいけど)ブランド車なわけです。
だから、レクサスはFFでもいいんですよ。

でもさ、フォードの本格SUVであるエクスプローラーがFF作っちゃダメだと思うんですね。
アイデンティティの喪失でしょ。

ただ、この意見はまったく一般的には通用しないようで、私の車に詳しい友人2人は、FF化に大賛成でした(坦々、O瀧氏)。燃費が悪くなるだけのAWDなんていらんって。

うーん、それって生活用防水のダイバーズウオッチみたいなもんでしょ。
そもそもの存在価値を否定するほどのダメさだと思うんだけどなあ・・・。

ジープ ラングラー・アンリミテッド・サハラ

フォード エクスプローラー

レクサス RX