2012/03/31

宇宙飛行士

日本人宇宙飛行士と言って、思い浮かべる人は誰でしょうか。

まず、毛利さんを挙げる人が一番多いんじゃないかと思います。
日本人で最初に宇宙に行った人だから、と言いたいところですが、実際は当時TBSの社員だった秋山さんと言う方が、ロシアのソユーズで初めて宇宙に行きました。
毛利さんは2番目です。でも知名度は抜群ですね。

日本人宇宙飛行士の1期生は毛利さんを含め3人います。
あとの2人はわかるでしょうか。

そうです、一人は向井千秋さんです。女性の宇宙飛行士として、とても有名です。
もう一人は、土井隆雄さんですが、こちらはなんか影が薄い感じです。

向井さんが宇宙飛行士になったのは、1985年、私が小学生のときです。1985年というと、つくば万博が開かれた年ですね。私は父親に2回連れて行ってもらいました。細かいことは覚えてませんが、とにかく最高だったってことだけは覚えています。素晴らしい科学技術の進歩で、人類の未来は明るいと思いました。マジで。

私には兄がいますが、兄は宇宙飛行士になりたかったみたいです。ちょっと難しそうだなと思い始めた年齢では、NASDA(宇宙開発事業団、現JAXA)で働きたいと思っていたようです。
そんな兄がいたので、私も小さい時から、なんとなく宇宙飛行士ってかっこいいなと思っていました。

でも、小学生の頃は、宇宙飛行士よりも、断然釣りが好きだったので、毎日釣りにばっかり行っていて、毎週「The フィッシング」という釣り番組を楽しみにしてました。将来は、西山徹のようなフィッシングキャスターになりたいって。

そんなわけで、向井さんを知ったのは、向井さんの弟を通してでした。向井さんの弟は、ヒロ内藤というバス釣りのセールスプロ(アメリカのルアーメーカー、プラドコ社の社員)なんですね。
最初に、ヒロ内藤を知って、そのお姉さんは宇宙飛行士らしいという情報を仕入れたんです。明らかに順番が間違っています。

向井さんのお父さんは中学校の教員、お母さんは館林でカバン屋を経営しています。向井さんは4人兄弟の一番上で、妹と弟が二人います。妹は外資系の企業にお勤めで、弟のヒロ内藤はアメリカの永住権を取ってフロリダに住んでいます。もう一人の弟は実家のカバン屋を継いでいるようです。

なんか、両親が意外と普通の割に、子どもは奔放な人生を送ってますね。
トンビがタカを産むじゃないですけど、両親は平凡でも、子どもは面白く育つ場合もあるんです。

春彦も、なんか宇宙に関係ある仕事についてくれないかな。
いや、やっぱり本人がやりたいことをやるべきだよな。
どんな仕事でもいいけど、本当にやりたいと思える仕事ができるようになればいいなあと思います。

2002年にお台場の科学未来館で撮った写真

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