メーカーで言うと、ジープが一番好きで、その次にフォードが好きです。
ジープは基本的にすべてSUVなので、全部好きですが、特にラングラーがかっこいいと思っています。
スタイリング自体もいいんですが、やっぱりルビコン川をトレイルできるほどのタフさ。あり得ない悪路走破性に魅かれるわけです。
でも、そんな性能を発揮するオフロードコースは、わざわざ走りにいかなければないわけで、普段街乗りではまったく不必要な性能です。
ただ、ジープがFF(2WD)になってしまったら、魅力が失われてしまう。高いオフロード性能があるからジープの存在価値があって、その存在価値が付加価値となってみんなが高いお金を出して買うわけです。
たとえば、アウトドアトップブランドでマムートってのがあります。アルプスでのクライミングで評価されたスイスのメーカーなんですけど、そのダウンジャケットの機能性や高品質さが埼玉の冬に必要かっていったらそんなことはないわけです。熊谷がいくら寒いって言ったって、マイナス20度とかにはならないわけで。
でも、その過剰な性能が付加価値だと思うんですね。
フォードはエクスプローラーというとてもよいSUVを作っているんですが、今年発売された新型は、びっくりしたことにFFなんです(AWDもあるけど、基本はFF)。
もう、がっかり。
フォードに失望しました。
確かに、レクサスのSUVであるRXも基本はFFですよ。
でもそれって、はっきし言ってレクサスじゃん。
レクサスなんて、かっこつけの(かっこいいけど)ブランド車なわけです。
だから、レクサスはFFでもいいんですよ。
でもさ、フォードの本格SUVであるエクスプローラーがFF作っちゃダメだと思うんですね。
アイデンティティの喪失でしょ。
ただ、この意見はまったく一般的には通用しないようで、私の車に詳しい友人2人は、FF化に大賛成でした(坦々、O瀧氏)。燃費が悪くなるだけのAWDなんていらんって。
うーん、それって生活用防水のダイバーズウオッチみたいなもんでしょ。
そもそもの存在価値を否定するほどのダメさだと思うんだけどなあ・・・。
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