今年のノーベル賞は、京都大学の山中教授が受賞するんじゃないかと期待していたんですが、残念ながら受賞ならずでした。
彼はご存じの通り、世界で初めて万能細胞、iPS細胞を作った人です。
業績は、ノーベル賞としてまったく遜色ないものなので、受賞するかどうかというよりも、いつ受賞するかということだと思います。
ところで、iPSという名称ですが、これは、「induced pluripotent stem cells(人工多能性幹細胞)」の略称です。そんで面白いのが、i が小文字なのは、人気商品の「iPod」のマネをしたそうなんです。
なんか、ノーベル賞級の業績というと、説明を聞いても理解できない難解なものが多いですが、まあiPSもたぶん難しくてよくわからんのだとは思いますが、iPod のマネでiを小文字にしたとか聞くと、ああ、科学者も真面目なばっかりじゃなくてユーモアのセンスにあふれているんだなあと楽しくなります。
こうやって、ジョブズ亡き後も、彼の業績の一部がいろいろな形で受け継がれていくんですね。
なんまんだぶ、なんまんだぶ。
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