2011/10/20

隠蔽捜査

隠蔽捜査、読みました。


隠蔽捜査 (新潮文庫)
隠蔽捜査 (新潮文庫)
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今野 敏
新潮社
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ずいぶん前に読んで以来の再読です。

アマゾンで古本を1円で買いました。
送料は、250円なので、トータル251円です。
これって儲かるのかな。

今日は、仕事が早く終わって、久しぶりに早く帰れるなあと思っていたら、上毛高原で人身事故があったらしく、新幹線が大宮で2時間近く足止め。
振替で在来線に乗れとか言われたんですが、新幹線の定期を持ってるのに、在来線なんて乗れるかっつーの。
こっちは、毎月4万以上自腹切ってるっつーの。
貧乏人がのる高崎線なんか乗れるか、アホたれ。

そして、今日は「隠蔽捜査」がカバンに入っていたので、別に何時間遅れても問題なし。
そういうわけで、今日だけで読み終わりました。

やっぱね、何度読んでもいいですね。
ポジティブ。

主人公の息子が、一流私大に合格するんですが、主人公は「東大以外は大学じゃない」と言って進学させません。
息子は反発して、麻薬に手を出してしまいます。
警察官僚キャリアの息子が不祥事を起こしたわけですから、監督責任は免れません。

そんな感じで小説は展開していくんですが、息子の名前が「邦彦」っていうんですよね。
なんか「春彦」とかぶっちゃって、前に読んだ時よりも、ずっと身近に感じました。

もし、春彦がマリファナを吸っていたら、自分だったらどう振る舞うんだろう。
どんなことを思って、どう行動するんだろう。

今は小っちゃくて、ただ可愛いだけですけど、これからどんどん成長して、いろんなことを自分で経験して行動して考えていくんでしょうね。
そんな子どものことを考えると、心配であり、寂しくもあり、まぶしいような気もして、なんだか変な感じがします。


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