百田尚樹、「ボックス!(上・下)」読みました。
「永遠の0」の作者です。
作者は放送作家だったみたいで、なんというか、小説としてはドラマティック過ぎるんですよね。
すぐ人が死んだり。
読んでるときはすごく面白くて、感動もして、でも、読み終わった感じは「普通」。
いたって普通。
内容的には、「ピンポン」っぽいです。
主人公があこがれのヒーロー(親友)に少しでも近づきたいと努力して、でも実は、その主人公が隠れた才能を秘めていて一度はヒーローを追い越してしまうんだけど、結局はヒーローが勝つ、みたいな。
なんだろーな、熱狂したいんです。
本を読んで、快哉を叫びたい。
伊坂幸太郎の処女作とかには、ほんと熱狂したんですけどね。
そんな本に、また、出会いたいなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿