企画展は「ゼロ年代のベルリン」「建築、アートが作り出す新しい環境」です。
両方見てきました。
まず、ベルリンのほうから見たんですけど、まあ期待通りダメでした。
映像作品が多すぎで、あえて美術館という場で展示する必要があるのか疑問でした。面白い映像も中にはあるんですけど、絵画とかと違って、いちいち暗い部屋に入って、少なくとも数分はいないと評価できないわけで、だるかったです。ドイツの作品の割に、みんな英語だし。(一部イタリア語もあった)
そんで、面白いとしたらたぶんこっちだろと、ちょっとだけ期待してみたのが建築のやつなんですが、まず3階の展示スペースを見て、がっくりきて、やっぱり現代美術館は当たり外れがあるなあとうなだれながら降りてきたら、1階展示スペースはなかなか面白くて救われました。
荒神明香さんの作品 |
目の錯覚で、奥の作品が手前に飛び出て見えたり、やっぱりこういうわかりやすい作品がいいですね、面白い。
いつもは、企画展を見たらお土産屋(ミュージアムショップ)によって帰ってしまうんですが、今日は美術館内にあるカフェでランチを食べてきました。
バゲットプレート(1,000円、ドリンクなし) |
案の定、パクチーがごっそり入っていました。油断しました。
大人なんだからと、頑張って食べましたが、食べてた時はよかったんですが、その後、口の中(胃の中)がパクチーの香りで、ほんと気持ち悪かったんで、帰りの電車ではカラムーチョを食べました。
そんでね、ここからが今日のハイライトなんですけど、カフェでパクチーと格闘していたら、妹島和世が私の前を通って、テラスで煙草を吸っていました。
妹島和世は、企画展の建築のやつの中で、唯一知っていたアーティスト(アーキテクト)なので、目の前に来たときにはマジでびっくりしました。
よく考えたら、自分の作品が出展されているわけだから、いてもおかしくないんですけど、今日は休日で関係者の人は普通平日に来るもんだし、いきなりいたもんだから、ほんとどぎまぎしました。展示に作者の顔写真とかがついているわけじゃないんで、周りの人は気が付いていない風で、私一人が気づいていて、もちろん妹島さんの取り巻きの人はいるわけですけど、世界的な建築家に会えて(目の前を通っただけだけど)大変感激し、満足して帰ってきました。
普通に見ると、1つの企画展で1,100円なので(私は友の会に入っているので半額)、その金額を払って見る価値はないかなあと思います。
現代美術館は、1年に1回、6月くらいに「トーキョーワンダーウォール」ってのがあって、無料なのでこちらはおすすめです。
木場の駅から遠い・・・ |
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