日本とベトナムは時差が2時間あります。
ベトナムのほうが2時間遅い。
日本ではいつも5時に起きているので、ベトナムでもきっかり3時に目が覚めてしまいます。
さすがにちょっと早すぎるなと頑張って5時くらいまでゴロゴロしていたんですが、それ以上は眠れなかったので近くの公園へジョギングに出かけました。
ベトナムは健康意欲が高いのか、夜明け前から運動している人がたくさんいます。
あとで聞いたら、日が昇ると暑いので、その前にみんな運動をしているらしいです。
これがその公園。運動している人や、掃除をしている人など、写真だと見えないですけど、たくさん人がいます |
こんな感じでパラパラみたいのを集団で踊っていました。あとは太極拳みたいなやつ |
青い点が私が泊まったホテル。その下の細長い緑が公園です。 |
ホテルの朝ごはん。ベトナムの食べ物は全般おいしいです |
そんで、初日の研修場所にみんなでタクシーで移動。
最初はタクシーに乗るのもおっかなびっくり。
でもなんとか着きました。
ここが研修のやっている会社のオフィス。パッと見、清潔感ありますが、まあベトナムです。 |
この研修では、毎日、課題(ミッション)が与えられます。
昨日の夜、部屋に貼ってあったファイナルミッション(CM制作)と平行して実施しなければならず、常にマルチタスクとなります。
ま、このへんは、いつもの仕事と一緒です。1つの仕事しかないほうがまれですから。
そんで、初日のミッションは、「ベトナム語で自己紹介と自社紹介ができるようにしてください」というもの。
最近は便利になって、日本語からベトナム語への翻訳は、グーグル翻訳を使えば案外あっさりできてしまいます。ただ、その場合はおかしなベトナム語に翻訳されてしまっている可能性が高いので、ベトナム人にチェックしてもらって、発音も教えてもらわなければなりません。
というわけで、このミッションの目的は、ベトナム語の自己紹介・自社紹介をするために、どれだけベトナム人とコミュニケーションができるかというのがポイントです。
これが初日のミッション |
ベトナム語の簡単な会話集みたいのを持ってきている人がいたので見せてもらったり・・・ |
声をかけようととにかく街を歩いて、歩き疲れてコーヒーを飲んだり・・・ |
カフェでスクリプトを練り直したりしました |
この研修を受けるにあたり、研修を通して何を得たいかをみなの前で発表するという機会がありました。
私は、金融系のシステム開発をしているということもあり、ドメスティックな環境で10数年仕事をし続けてきたため、閉塞感を強く感じていました。また、同じ仕事を続けていると、仕事の難易度にもよりますが、それほど一生懸命やらなくてもだいたいできてしまいます。
そんなわけで、「この研修を閉塞感を打ち破るブレイクスルーのきっかけにしたい、そのためにアウェイな環境でも常に積極的に行動したい」と発表しました。
でも、この初日のミッションが与えられて、私がとった行動は、スクリプトを作って、ホテルのフロントの女の人に、文法チェックと発音を少し教えてもらっただけ。
フロントの人は、仕事をしているわけですから、あんまり時間をさいてはくれません。
また、そもそもフロントの人に聞くってこと自体、こっちは客なわけで、その立場を利用したずるい聞き方なわけです。
時間はたくさん(5時間)あったはずなのに、街で誰かに声をかけようと思ってもビビって声をかけられず、昼飯も食べずにくそ暑い中をとにかく歩き回り、疲弊しただけで終わりました。
ほんと、自分にがっかり。
ここ、38年くらいで一番がっかりしました。
日本のぬるい環境ではエラそうなことを言ってた割に、本当の自分の力が試される場所では、まったく行動できない自分に、死ぬほどがっかりしました。
なにが「常に積極的に行動する」だよ、ばかたれ。
そんで、実際の自己紹介・自社紹介は、来社した2人のベトナム人それぞれに、1対1の面接形式で実施しました。
評価は「◎>○>△」というざっくりなものです。
私の評価は、◎と○でした。
評価のポイントは、一生懸命伝えようとした姿勢と笑顔だそうです。
評価は思ったより悪くはなかったですが、あんまり気休めにはなりませんでした。
死ぬほど落ち込みました。
そんなわけで、2日目に続きます・・・
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