伊坂幸太郎、「仙台ぐらし」読みました。
エッセイです。
Amazonでは購入できない、変な本です。
図書館にもなくて、取り寄せてもらいました。
巻末に短編があり、移動図書館の話でした。
都会に住んでいる人には、移動図書館ってのはあんまり馴染がないものだと思いますが、私が暮らしていた村は図書館がなく、本を借りるのはもっぱら公民館の中にある、小さな図書室でした。その公民館に定期的に移動図書館が来ました。
ハイエースくらいの大きさの車に、本がぎっしり詰め込まれています。
基本的には、子どもが喜びそうな児童文学書が多くて、みんなでわいわい言いながら、読みたい本を選んだ楽しい記憶があります。
図書館、といっても車ですから大した量はありませんが、それでも図書館には変わりないわけで、それが走ってやってくるって言う不思議な感覚でした。
そんな忘れていた感覚を思い出して、懐かしかったです。
お気に入りのトラスーツ |
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