2012/04/08

何とかなるさ!

何とかなるさ!
何とかなるさ!
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山崎 直子
サンマーク出版
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山崎直子、「何とかなるさ!」読みました。

子育てをしながら宇宙飛行士として訓練を行う大変さ、夫の献身的な支え、周囲の人たちへの感謝、離婚の危機などが率直に語られます。宇宙飛行士でなくとも、母親が働くことの大変さに共感できました。

わが家のケースでは、春彦と優が保育園にいっている間は、私の母親が協力をしてくれるので大変助かっていますが、春彦が小学生に上がるといきなり難しくなります。私の家と実家は近いとはいえ、車で20分程度かかります。春彦は家から近い小学校に通いますが、優はどちらかというと、私の実家に近い保育園に通っています。
さすがに、私の母親に春彦を小学校に迎えに行って、優を保育園に迎えに行って、嫁さんの仕事が終わるまで面倒を見て、ご飯の用意をして、ってお願いをするわけにはいきません。春彦が小学生に上がったら、春彦は学童保育です。

私の家は、祖父母もいたので、兄妹4にん、両親の総勢8人の大家族でした。だから、家には必ず誰かがいて、それが当たり前だと思っていました。

でも、春彦は、小学校が終わって家に帰っても誰もいません。優も保育園なので、本当に一人です。春彦が自分で鍵を開け、一人で家に帰る姿を想像すると、可哀そうでいたたまれませんが、それはどうにもなりません。その現実を受け入れるしかありません。可哀そうだと思っても、それを決めたのは私と嫁さんです。自分で決めておいて可哀そうなんて都合が良過ぎる。

辛い思いをする春彦の気持ちを受け入れなくてはいけません。

普段、嫁さん、子どもに囲まれた生活をしていて、「こんなに幸せでいいんだろうか」と思うことがよくあります。なんて恵まれた人生なんだろうって。

でもそれは、家族一人ひとりの協力の上になりたっているんですよね。春彦、優は、朝早くから保育園に入れられて、寂しい思いをしているかもしれません。嫁さんは、朝早く起きて子どもたちのために朝ごはんを作って、保育園に送って行きます。仕事ものんびりやる暇なんてなくって、一生懸命早く終わらせて、子どもたちを私の実家に迎えに行きます。

まあ、でも、私や嫁さんは当事者なんだから一生懸命やって当然です。
そうではなくて、私たちの生活が成り立っているのは、それに協力してくれる両親や家族がいるからで、それには本当に感謝しています。

私の母親は毎日保育園に迎えに行ってくれて、嫁さんの仕事が終わるまで面倒を見てくれます。その上、嫁さんの分まで晩御飯を作って食べさせてくれます。母親が迎えに行けないときには、私の妹が行ってくれたりします。家では、父親が春彦を遊ばせてくれます。
嫁さんの母親は、ことあるごとにいろんなことに協力してくれます。嫁さんが会議なんかで遅くなる時には、嫁さんの実家で子どもを預かってくれて、私の家まで送ってくれます。嫁さんのお兄さんは、春彦をよくお風呂に入れてくれます。お義父さんもいつも遊んでくれます。

そういう、周囲の協力があって、今の幸せがあるんだなあと思います。いや、これ本音ですよ。

助けてくれる家族には申し訳ないと思うけど、現実的にはその協力がないと生活がなりたたないわけで、素直に協力を受け入れ、感謝していたいと思います。

これからもよろしく。
ヘイヘイヘーイ!

飛行機と、菜の花畑と、嫁さんにキスをする春彦

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