2012/12/21

【読書】風の谷のナウシカ



来年のジブリの新作が、零戦の設計者である堀越二郎を題材にした作品だってことで、予習がてら、堀越二郎の本を読んでいるんですが、Wikipediaで零戦について調べていたところ、「ガンシップ」という言葉が出てきて、そのリンクを辿っていくとナウシカにたどり着きました。

そこから、ナウシカについて調べ始めて、巨神兵や腐海についてやたら詳しく載っており、やたら面白かったので、Amazonでナウシカ7巻セットを買ってしまいました。

たぶん、最後に読んだのは高校生のときだったと思います。いや、大学のときにも読んだかな。いずれにしても、10年以上前です。内容はだいたい忘れてました。

以前、宮崎駿が「ナウシカは、我ながら、変な世界を作ってしまった」と言っていましたが、確かにとんでもない世界観だと思います。人間の想像力の限界のなさを感じます。

漫画は映画とはずいぶん違う内容です。世界観はほぼ一緒ですが、ストーリーはもっとずっと複雑で難解です。映画は、トルメキア軍のクシャナが風の谷へやってきて、ペジテ市から発掘された巨神兵が出てきて、いろいろあって、クシャナがナウシカによって改心して帰って行ってハッピーエンドみたいな感じですが、漫画ではもっとごちゃごちゃしていて勧善懲悪ものではありません。100%悪いやつはいないし、100%いいやつもいません。それぞれの立場があって、それぞれの正義がある、いわば現実世界と一緒です。

そういう意味では、このテーマは「もののけ姫」に繋がっていく感じです。

でも、個人的には、「ラピュタ」や「カリオストロ」のように、悪いやつをやっつけてハッピーエンドのエンターテイメントが好きです。現実の、それも解決できない問題を、漫画やアニメで見せられてもなあっていう。漫画やアニメは答えがあって欲しい、カタルシスがあって欲しいと思います。

新幹線でナウシカを読みながら帰ってきたら、家にナウシカ的なすね当てをした子がいたので驚きました。



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