1歳半で入園して、最初の2年(2ヶ月じゃないですよ!)は、毎朝泣いていました。
休日に、たまたま保育園の近くを車で通ったりすると、号泣です。
そんな春彦を見て、大人の都合でこんな小さいうちから保育園に入れてしまうのは間違っているんじゃないかって、ずいぶん悩みました。
特に、春彦は極端に言葉が遅くて、3歳になっても全然しゃべれなかったので、何がつらいのかとか聞いたりできなくて、親なのに子どもの気持ちもわからないのかと自分の無力さを感じました。
卒園式が近づいてきたある朝、いつものように保育園に行く準備をしていて、見慣れた園バッグをよくよく見ると、チャックの持つところは取れてしまっているし、布地の部分も擦り切れていて、全体的に色あせていました。
「ああ、ずいぶん長い間使ったんだな・・・。」って思うと、朝から涙が出てしまって。
最初はピッカピカだったのにね。
園バッグに背負われている感じだったのに、今はピッチピチ。
毎朝登園で泣いていたことや、夜泣きで朝までおんぶしていたことや、お風呂に入るのにもものずごい抵抗をしてギャン泣きしていたことや、お出かけ先でも大泣きしてまったく動かなくなってしまったことや、とにかくやたらめったら泣いていたことを思い出して、そのころはこれがいつまで続くんだろうと絶望的な気持ちでしたが、終わってみれば、大変だったしたくさん悩んだけど、なんか glorious days でした。素晴らしい日々でした。
今だったら、ずっとうまくやれるのになと思いますけど。
まあ、そんなこんなで、卒園式です。
動画中心です。
当たり前ですが、本人は感慨とかないですね |
まずは入場の様子。
その後、歌をうたったりしてから、卒園証書授与。
園児のひとこと。
春彦は大きな声で、しっかり発表できました。
えらい!
この保育園は、自宅から遠くて送り迎えとか車で往復40分かかり、すごく嫌でしたけど、園内でサッカー教室や、ピアノのレッスン、外国人教師による英語の授業、鼓隊パレードなどいろいろな経験をさせてもらって、終わってみればとても素晴らしいところでした。
先生方にも、とてもよくしてもらって、感謝してもしきれません。
特に、春彦がずっとしゃべれなかった頃に、「ヒコちゃんは大丈夫です。ぜんぜん遅れてなんかいません」と言ってもらって、その言葉が私たち夫婦の支えになりました。
本当に素敵な時間をありがとうございました。
まあ、優がまだ3年あるけどね。
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