2012/06/10

iPhone水没事変

いつものように、近所の川に釣りに出かけ、
いつものように、チビ助が釣れました。

チビ助に用はないんですが、チビ助すら釣れないことも多いため、
念のため、写真を撮りました。

少しでも大きく撮ろうと四苦八苦して、まあまあ満足できる写真が撮れたので、魚を針から外してリリースし、そんじゃ今度こそ、あなたの親を釣ってやるんだかんねと意気込んで立ち上がると、リリースするときにヒザの上に置いていたiPhoneがポロリと川の中へ落ちて行きました。

今までも何回か危ないシーンがあったんですが、そのたびにギリギリでぽちゃんとならずに済んでいたんですが、今回は完全に水没しました。

ルアーって、糸を強く引く(ジャーク)と、キラッキラッとひらを打つ(フラッシングといいます)動きで魚を誘ったりするんですが、私のiPhoneもまさにそれでした。
キラッキラッとフラッシングしながら、皮の底に落ちて行きました。

川と言っても、淵の水深は1.5m位はあって、川底は見えません。
完全に見えなくなってしまったので、「(拾っても復活は)もう無理かな」と思って諦めようかと思ったんですが、フラッシング効果で思わず飛び込んでしまいました。

一応、飛び込む前に濡れてはいけないものを持っていないかどうか考えたんですが、濡れてはいけないものはすでに川の中にあるので、いっけぇ~とダイブしました。
当然、潜らないと手が届きませんので、潜ったんですけど、帽子をかぶったままなのはまあいいとして、サングラスもしたままでした。
3回くらい潜って、やっと見つけました。

電源をつけると、なんと点くじゃないですか。
これは復活するかもしれないと、全身びちょびちょでバイクにまたがり、電話はポケットに入れるともっと濡れてしまうので、口にくわえて、すぐに家に戻りました。

とにかく、すぐに乾かさなきゃと思って、乾燥機に入れました。
以前、携帯を水没させたらドライヤーで乾かせばいいってのを聞いたような気がしたんです。
なので、ドライヤーよりは乾燥機だろうと。

家に着いてから気づいたんですが、マンションのICキーも、車の電子キーもつけたまま水の中に入ってしまい、ぜんぶびしょびしょ。財布もびしょびしょ。最近の免許証はICついてますが、これも大丈夫なんでしょうか。

乾燥機から出すと、あっつ熱。電源を入れると、「温度が高すぎるため動作しません」みたいなメッセージがでました。すごいね、iPhone。温度もわかるんだ。

よく考えたら、カバーも外さずにそのまま乾燥機に入れたので、濡れたカバーが熱湯になっていました。バカです。

カバーを外して、よく拭いて、ティッシュを紙縒りにしてイヤホンの穴とかに差し込んで、なるべく水分を取りました。電源は相変わらず入りますが、SIMは認識していません。
SIMカード自体が壊れたんならいいんですが、SIMを認識するモジュールが壊れたんだと面倒です。

ネットでいろいろ調べたら、よく拭いた後に乾燥剤と一緒にジップロックしろって書いてありました。あと、電源は腐食が進むので絶対に入れてはいけないって。おっとっと。

乾燥剤はないのでどうしようか迷っていたら、「乾燥剤がない場合は米の中に入れろ」って。
よくわからないですけど、とにかく電源を切って米の中に入れました。

次の日、ソフトバンクに行くと、液晶とかまだ濡れた状態でしたが、SIMはもう認識しています。おお、少しずつ、よくなっとる!
急いで、乾燥剤とジップロックを100円ショップで購入して、電源を切って丸1日置きました。
すると、なんということでしょう、ほぼ完全に復活しました!

iPhoneの傾きとかを感知するジャイロスコープは調子が悪いですが、致命的な問題ではないので、よかったです。
あと半年くらいで、iPhone5が出ると思うので、それまでなんとか頑張ってください。

嫁さんが撮ってくれた慌てて帰ってきたときの画像。全身びちょびちょ。
Photo(iPhone)をStream(川)に落としたのに、PhotoStreamには撮った写真が上がっていました。WiFiは生きていたみたい。
誤操作してたまたま撮ってあった写真。SIMを認識していません。
カメラもやられて、こんなんになっちゃいました。今はもう復活しています。優ちゃん。

【iPhoneを水没させたときに行うことのまとめ】
 (1) 電源を切る。
 (2) カバーを外す。
 (3) SIMを外す。
 (4) ティッシュを紙縒りにして、穴とかに差し込んでよく拭く。
 (5) 乾燥剤と一緒にジップロックする。
 (6) 最低24時間は放置する。(電源を入れたくなるけど我慢する)

こんな感じです。
みなさんも気を付けましょう。


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