今日は、北海道と言ったら定番の「旭山動物園」に行きます。
旭山動物園は、行動展示を日本で最初に始めたことで一躍有名になりました。
行動展示とは、生きた動物の身体的特徴を単に見せるのではなく、動物の生態や行動に着眼した展示方法です。端的に言うと、動物が生き生きとしている姿が見られるわけですね。
行動展示を始めた当初は画期的だったんでしょうけど、他の動物園も当然工夫してきますから、今となっては当たり前の展示方法になりつつあります。
動物の数や種類も取り立てて豊富なわけでもなく、敷地がとても広いわけでもないので、沖縄の美ら海水族館のような壮大さはありません。
というか、一番のネックは「ホテルから遠い」んです。
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Google Map で調べたら、なんと片道4時間33分。
いや、でも、さすがに北海道だし、そんなにかからんだろうと思ってなめていましたが、それでもやはり4時間近くかかりました。往復7時間超です。
そんなわけなんで、まあ、最初に言ったとおり、そこまでして行く価値はないと思います。
もちろん、旭山市内に宿泊しているとかいうんなら、入園料も安いし、ぜひおすすめのスポットですけど、往復7時間以上かけていくのは子どもがかわいそうですね。
自宅から上野動物園まで、新幹線で30分だし、いまとなっては上野動物園のほうがはるかにレベルは上なので、ちょっとあれでした。
まあ、まあ、そんな感じはありつつも、旭山動物園編、スタートです。
まずは恒例、こういうやつです。西門から入りました。 |
春彦は110cmのユキヒョウ、私はというと170cmのエゾシカをはるかに超える身長です(背伸びしてる)。 |
やはり、旭山動物園といえば、雪の王者、ホッキョクグマ。 手の曲り方や長い顔、小さい耳や尻尾など、全部素敵です。黒いハナも。 |
アザラシ(にせもの) |
アザラシの家族。おなかにある黒い点は、どうやらあざらしい。 |
こっちが本物のアザラシ。背中にある黒い点は模様であり、あざではないらしい。 |
優はアザラシが怖かったのか、そもそも眠かったのか、号泣でした。 |
機嫌を直して、お昼を食べます。私はエゾシカバーガーってのを食べました。 特段、感想はないような代物でした。 |
お昼休憩をはさんで、次はペンギンです。皇帝ペンギンに似てますが、それよりは一回り小さい王様ペンギン。 |
「オオカミこどもの雨と雪」を見た後だったんで見たかったんですが、物陰に隠れて寝ていたのでよく見えませんでした。 |
キリン。動物園ではありふれた動物ですが、私は初めての海外旅行で行ったベルリンの動物園でキリンを見て、あまりの大きさにぶったまげました(23歳)。子どものころにも見たことあったんでしょうけど。とにかくぶったまげました。 |
そんなわけで、旭山動物園、退園です。 |
つーわけで、片道4時間近くかけた割には、動物園にいたのは3時間程度。この日は結構暑くて、混んでいたので、もういいやって。そもそも、そんなに時間をかけるほど見るところはないんです。
私は大学時代に、2回、バイクツーリングで北海道に来ました。
初めてきたのは、大学3年生のとき。友人と2人です。
大学4年のときは、1人で来ました(そのときの詳しい日記はこちら)。
初めて来たときがとにかくよかったんです。
見渡す限り、まったく何もなくて地平線の見える釧路湿原をバイクで走った時には、その圧倒的なスケールに感動して、思わず泣いてしまいました(バカ)。
ツーリングだと、観光というよりも移動が目的なので、とにかく走ることを楽しむわけなんですけど、家族旅行ではそうはいきません。
観光名所に向かって車を運転するわけで、目的なく走って、気が向いたらこっちに行ってってのはできません。周りの自然を楽しんだりすることはあんまりないわけです。
そういうわけで、つまらんなあと思いながらホテルへの帰り道を運転していたわけなんですけども、子どもたちも寝ちゃったし、ちょっと寄り道してみるかと、脇道に逸れてみました。
こんなのが面白いんです。
一面のトウモロコシ畑。北海道らしい風景です。 |
空も、なんかとても大きい。 |
と、そんな気持のいい場所で、会社から電話がかかってきて、ちょっとうつ病が悪化しました。 |
旧型プレマシーは、ハンドルは重いし、意外と狭いし、いまいちでした。 |
そんな感じで3日目も終了です。
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